イタヤカエデ

イタヤカエデ

Sapindaceae Acer.pictum

北海道から九州のブナ林のような冷涼な産地でよくみられるカエデ属の落葉高木。

日本の楓では唯一、葉に鋸歯がないカエデ属。

長さは6~8㎝程度で5~9裂片に分かれるが一般敵には7裂する。

裂片の先は鋭くとがる。

葉の裏の脈腋に毛が固まって生える

やや人里離れた山地に生える巨木。

たまに街路樹や公園樹としてみられる。 黄葉が美しい。

”星宿り”のような斑入りの園芸品種もある。

葉の形や毛の量などには変異が多い。

イタヤとは板屋根から。(葉が密集して就くため、雨が降っても下にもれずに葉を伝っておちていく様子から)

樹皮は灰褐色~灰黒色で質の良いメープルシロップが取れる。

イタヤカエデ
全縁カエデ。大木になる