ホウロクイチゴ

ホウロクイチゴ

Rosaceae Rubus.sieboldii

半つる性で常緑のキイチゴ。

葉がぶあつく、常緑のキイチゴ科でも最大級の大きさ。 キイチゴというイメージとはあまり結び付きにくく、ノブドウとかツワブキとかのような印象。

茎には褐色の毛と小さなとげが並んでいるため食害を受けにくい。

葉にもとげがある。

ガクはオレンジ色のとげがびっしりとつく。 オレンジ色に熟す果実はまあまあおいしい。

ホウロクイチゴの”ホウロク”とは「焙烙(ほうろく)」のことで、 素焼きの平たい土鍋のこと。 集合果のヘタ部分をとると、中央が鍋のようにへこむことから。

ホウロクイチゴ
葉が大きい南西諸島でよく見かけるキ イチゴ