フユイチゴ
Rosaceae Rubus.buergeri
暖温帯の山地に自生する匍匐性の低木で最大でも樹高は30㎝程度であるが、横に広く伸びていく。
葉は円形で浅く5裂するものが一般的。
葉先はやや丸まっていてフキのようにも見える。 葉先がとがるのはミヤマフユイチゴであることが多いが、変異も多く実際の見分けは難しい。
枝に褐色の毛が生える。とげはあまりない。
夏から秋にかけて当年枝にやや白気味のクリーム色の花を咲かせ、冬の間に赤い果実が熟す。 このことからカンイチゴ(フユイチゴ)と呼ばれるようになった。
冬になっても赤い実をつけて目立つキイチゴ