アカギ
Pyllanthaceae Bischofia.javanica
日本には琉球諸島でみられるアカギ。
以前はトウダイグサ科であったが、現在はコミカンソウ科
成長が早く、高木になるため沖縄では街路樹としてふつうにみられる。
心材や樹液の赤さから”アカギ”とついた。
3月ごろに円錐花序の黄色い花を咲かせ、果実は褐色に熟すと食べごろ。
葉柄は30㎝程度の長さがあり、そこから5cm前後の小葉を3枚つける3出複葉。
互生する鋸歯の3出複葉はタカノツメくらいしかないが、アカギは半落葉性であり、やや葉が厚め。
成長の早さからギャップができるといち早く生育して小笠原諸島で猛威を振るった。 今でも一部の島では個体数が多いため根絶は難しい。
雌雄異株でヒヨドリなどによる果実の種子散布で生育息を広めた。
首里金城の大アカギ,はたまた小笠原諸島では外来種