カンコノキ

カンコノキ

Phyllanthaceae Glochidion.obovatum

トウダイグサ科からAPGではコミカンソウ科へと移動したカンコノキ属の日本固有種。

葉は杓子のような形で、幼木ではさらに笏(おじゃる丸が持っている黒い棒)のような形になる。

また、幼木の小枝の先端にはとげがあるので気軽に触ると痛い目を見る。

本州~沖縄の暖かい所に生える。 遅くまで葉が残ることもある。

枝がよく分枝する。

葉の主脈が基部から先端の半分あたりまでやや白さが目立つ。

きれいに2列互生した葉は サルスベリと似た雰囲気を持っているが、サルスベリの特徴的な樹皮とコクサギ型葉序、卵型の葉を確認すれば間違えない。

カンコノキ
ヘラ状~笏状の葉をつける