アオダモ
Oleaceae Fraxinus.lanuginosa
モクセイ科トネリコ属の小高木。 冷温帯に生え、その爽やかな雰囲気。 すっきりとした枝ぶり、美しい新緑の青や純白の花。 株立ちのすらりとした優雅な受刑。 白く美しい樹皮。
こうしたことから最近ではシンボルツリーとしてシマトネリコとは違うものを求める人にも人気。
野球のバットに使われることも多い、しなやかで強靭な材が取れる。
和名の由来のように、枝を水につけると青い色水が取れるといわれているが、思っているほど別に青くならない
実際は蛍光染料が得られるようで暗くしてブラックライト(紫外線)を当てると顕著に青色がみられるという。
アオハダとの間違いも多いがあちらはモチノキ科の互生単葉樹。
こちらはモクセイ科なので羽状複葉で対生。
奇数羽状複葉であり、商用は5枚付くのが普通。 小葉の付け根がやや淡い紫色となり、粗い鋸歯がはっきりとつく。
側脈と主脈のへこみがやや目立つ。
また、裏にわずかに白い毛がみられ、多いものはケアオダモと呼ぶこともある。
よく似たマルバアオダモはより定評行に生え、目立たない鋸歯、やや丸みを帯びるものも多い。 また、花の雌しべが少し赤みを帯びるため、アオダモほどの白さはない。
さわやかさを持つシンボルツリーとして人気の木。コバノトネリコとも。