マグワ
Moraceae Morus.alba
古くから養蚕用として栽培され全国各地に広がったマグワ
葉は切れ込みが不規則に入るものが多い。
果実はルビーのような赤色から黒紫色へと変化する。
熟したものは甘く、生食やジャムに用いる。
果実の表面には柱頭(花柱)と呼ばれる突起があり、それが短いものがマグワ、長いものがヤマグワと言われる。
見分け方
不規則に切れ込みが入る葉であることから容易にくわ科の植物であると予測できる。
しかし、ヤマグワとマグワの違いは明瞭ではない。
ほかの違いは マグワは、 葉先が短くとがり、ヤマグワほどながくはのびない。 鋸歯はやや幅広く粗い鋸歯がある。(ヤマグワの鋸歯はやや三角に突き出して目立つ) 表面に光沢があり、葉裏の毛は目立たない。(ヤマグワは脈上に短毛が生え、ざらつく)
果実の花柱が短いほうがマグワ、長いとヤマグワ。