ザクロ

ザクロ

Lythraceae Punica.granatum

西アジア原産のミソハギ科ザクロ属の落葉小高木。

樹皮は褐色を帯びた灰白色で縦に不規則で深い溝ができる。 絞り雑巾のような模様になる幹もある。

6~7月に肉厚で筒状の蕚から橙色の薄い5弁花を咲かせる。(カラーリングは椿の花のよう) 6枚の花弁と黄色いしべ、薄いしわがある。

果実は秋にソフトボールくらいの大きさに熟す。 種ごと食べるのがうまい。

食べる部分は仮種皮。

くそどうでもよい余談であるが、美酢(ミチョ)のザクロ味がこれまたうまい。

かつて、ザクロの果実は銅鏡を磨くためにも用いられた。

葉は長さ3~5㎝、幅は1~2㎝で中央で最大になる知らない人も多いので気を付けて。

表面に光沢のある長楕円形で全縁、無毛

品種の栽培も盛んで小さめの果実がなる”ヒメザクロ”や八重咲の”ハナザクロ”もある。 スーパーで売られているのは"アメリカザクロ”であり甘みが強く、果実も大きめ。

ザクロという名の由来は諸説あるが、一説には原産地であるイランのザクロス山脈からとったともいわれる。

ザクロ
花後のタコさんウインナー