アラカシ
Fagaceae Quercus.glauca
東北南部から九州にかけて里山や丘陵地でみられれう常緑高木。
ウラジロガシとともに二次林を構成するカシ類の代表種の一つ。
庭木や生垣などとしても人気で関東ではシラカシ、関西ではアラカシがメジャー
葉は長さ6~15㎝、中央~先よりで最大幅4~5㎝。 基部はやや広いクサビ形で葉の先はとがる。 鋸歯はカシ類のなかでも大きく粗めの鋸歯を持つ。
シラカシやウラジロガシと比べて厚く硬い質感。 また、アラカシのほうがより幅広く先半分~2/3にのみ粗い鋸歯がつく。 新緑も若緑色で白っぽくならない。
葉柄は長さ1~2㎝程度で互生し枝先にやや集まってつく。
熟した果実の殻斗には横筋が入り、ドングリ部分には白っぽい光沢の縦筋が入る。
樹皮は黒っぽく砂状にざらつく。
京都のいたるところに生えたドングリができるやつ