エンジュ

エンジュ

Fabaceae Styphnolobium.japonicum

中国原産のマメ科エンジュ属の落葉高木。

若い枝は緑色であるが成長した古木の樹皮は灰白色で縦に浅くさける。

秋に黄色い数珠のように種子間がくびれた鞘を垂れ下げる。

若葉はゆでると食用になる。

材は成長が早く家具材などとして利用される。

漢方ではつぼみや豆果を止血役として用いる。

葉は9~17枚程度の奇数羽状複葉。

商用は長さ2~4㎝、幅1.5㎝程度の先が少しとがった卵型。 基部よりから中央で最大。

葉軸に対して左右の小葉対がわずかにずれてつく。

イヌエンジュはイヌエンジュ属であり、小葉は5~9枚と少ないが、やや大きめ。 葉軸と小葉の裏面に白い微毛が密生する。

枝先に大きな花序を作り黄白色の花を咲かせる。

エンジュ
葉はとがるが、幹にとげはない