タニウツギ
Caprifoliaceae Weigela.hortensis
「谷空木」
学名
タニウツギはスイカズラ科タニウツギ属に属する。
もともとスイカズラ属だったものがタニウツギ属に変更された。
見分け方
低木~やや小高木で日当たりの良い沢沿いや林縁、また都市部の植栽に生えている。
やや大きな葉が対生し、小さく鋸歯があることからスイカズラ科のタニウツギ属であることが予想できる。
よく似た同属のハコネウツギよりも緑色が薄目で柔らかそうな派の印象がある。
花はピンク一色であり、ハコネウツギはピンクと白の2色の花が咲くので容易に見分けられる。
葉の縁や基部から枝が赤みを帯びることと葉脈が弧を描くようにして先端のほうへ延びるのもポイント。 つぎに葉が大きく葉脈がへこんでしわになっている。
コラム
タニウツギと聞いてもあまり聴いたことない人が多いと思うが、案外いろんなところに植えられている。
例えば鴨川の河川敷の植栽や河原町通りの一部にも植栽されている。