アカシデ

アカシデ

Betulaceae Carpinus.laxiflora

北海道から九州までの温帯に生える身近な落葉高木。

里山でよく見かけるクマシデ属のクマシデ、イヌシデと比べて葉はやや小さい。

イヌシデよりも樹皮の縦のうねが目立つが筋はやや少ないように感じる。

葉柄はほかのシデの葉の長さと比べて相対的にやや長い比率。

新芽や冬芽が赤みを帯び、主脈や葉柄も若干の赤みを帯びる。

ふつう、ソロといえばこの種をさし、”アカソロ”というとシロソロ(イヌシデ)と区別した呼び方。

4㎝ほどの卵型でやや長く尾状に伸びた葉。は細い枝にやや重みで垂れ下がるようにつく。

質は薄く、細かい重鋸歯がある。

紅葉の赤みも強い。

種小名"laxiflora" は「まばらな花の」という意味。

アカシデ
小さくて赤みを帯びたシデ。