ヤツデ
Araliaceae Fatsia.japonica
ウコギ科の常緑低木で海岸付近に生える。 最近は庭木として少し暗い所に植えられている。
質感の厚い光沢のある大きな葉で分裂しているため見分けやすい。 似たものに同じウコギ科のカミヤツデ属”カミヤツデ”があるが、こちらは歯の大きさが50㎝程度と大きく毛が密生しており光沢も少ない。裏側の葉脈を見ると途中で二叉に分岐することも違い。
冬に咲く花は両性花と雄花があり、咲き始めは雄性期であるが、徐々に雌性へと移行していくことで自家受粉を防いでいる。(雌雄異熟)
冬に花を咲かせる大型の葉を持つ常緑樹