イヌツゲ

イヌツゲ

Aquifoliaceae Ilex.crenata

本州から四国・九州の太平洋側の山林地に自生する常緑小高木。 雌雄異株。

トリモチが取れるモチノキ科

イヌツゲ
(京都大学11月)

"crenata"は”円鋸歯状の”という意味の「crenata」から来ており、ほかにもウツギやクリ、ブナなどもこの種小名である。

ツゲに似るが葉が互生でよく見ると葉に小さい鋸歯がある。 (ツゲは対生全縁のツゲ科)

葉柄も短い

イヌツゲ
果実は晩秋に黒く熟す(京都大学11月)

実生によって増やされ、植木としての利用も多い。

葉面が丸く沿ってコーヒー豆の片割れのような葉になる”マメツゲ”

箒状の樹形になる”ホウキイヌツゲ’スカイペンシル’”のほか

イヌツゲ

斑入りや若葉が金色のものなど多数の栽培品種があり、個体差も大きい。

イヌツゲ
(京都大学11月)

イヌツゲ
米粒のような小さめの葉っぱが互生する