キョウチクトウ
Apocynaceae Nerium.oleander
インド付近を原産とするキョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑小高木。
地際から多数の幹を出して株立ち樹形となる。
枝葉に有毒成分を含んでおり、非常に毒性が強いためちゅういがひつようである。 過去にはバーべーキューの串にこれを用いて毒をもらった例もある。普通に死ぬ。
大気汚染や排気ガスにも強いため道路沿いに植えられることも多い。
原爆が落とされ手荒廃した広島にいち早く咲いた花として広島市の「市の花」に指定されている。同様の理由で市の木はクスノキ。
(>市の木(クスノキ)・市の花(キョウチクトウ)について - 広島市公式ホームページ)
ほかにも尼崎市では
昭和20年代中頃、ジェーン台風などの度重なる台風で、尼崎南部が海水に浸かってしまった時もキョウチクトウは残り、花を咲かせ市民を元気付けたので、天災や戦災からの復興のシンボルとして選定された。
なにかと伐採したい人々と美しい花や、(原爆などの)背景から伐採したくない人の間でいざこざが起きやすい樹木でもある。
三輪生、葉の質感、花の美しさと魅力あふれるけれども人が死ぬほどの強毒植物